今日はふたつのバイトを掛け持ち! 試験監督と、山元の肉体労働と。効率がよくない簡単な仕事と効率のよい疲れる仕事のダブルだったから、合わせて2で割ればちょうどいいかな〜なんて。でも実際は、両方のよくないところが重なってかなり疲れてしまうだけなんだけどね(あせ

 まずはお昼になるころに北浦和へ。ここにはこうやってよく試験監督をするあづま進学の本部センターがあって、このバイトの始まりと終わりとに必ず立ち寄らなければいけない場所なんだ。今日は前回の教訓(あまりにぐずぐずしていたせいで開始時間までにバイトの人間を各教室に配置することができなかった)を活かしたのか、到着してすぐに「ダイトー(東大宮)に行ってくれ」って頼まれたよ。
 向かったのは俺のすぐあとに来た男子との2人で。引率の教師はいなかったけれど、東大宮はもう数年前に何十回も来ていたもの、たとえ地図を手渡されなくても行けたよ。でも一緒に行くことになったその男子は大船から遥々来ていた人で、大宮はともかく東大宮という駅の存在すら知らなかったらしい。「よかったね、君。俺が現地に詳しい人間で」って言ったら「そうですね、助かります」って気持ちのいい返事をしてくれた、すごくいい人だったよ彼は。

 東大宮教室には、試験のためにふたつの教室が用意されていた。机の上に置かれていたのを何気なく手に取った紙束には女子ばかり27人の名前が載った紙が挟んであって、もうひとつの彼が手にしたほうには男子ばかり十何人かの名簿があった。じゃあこのままで行きましょうということにしたら、現場で俺たちを待っていてくれた先生もこのバイトの経験数から見て、経験の少ない彼には人数の少ないほうを割り当てることを勧めたからやっぱりこのほうがいいですねって。
 考えてみると、このバイトを始めてそろそろ丸3年。今までにやってきた回数はもう10回は余裕で越えてしまっているんだよな。つまり、そのたびごとに数十人の子供達を見ていると。小学校の教諭ではないけれど、以前にそうして監督していた子供たちが今どこで何をしているのかちょっと気になってみたりもする。

 ところで俺、試験監督中に不覚にも数分目を閉じて寝てしまったらしいんだ。そのことを知ったのはあとになってから。「先生の寝顔、かわいかったですよ」って(あせ) おいおい、お願いだからそのことを親や教師に言わないでくれ……とは言わなかったけれど、それでも言われたらと思うとちょっと怖かったり。
 でもさ、その女の子がそう言ったあとに他のもう一人も女の子の言葉に賛同したし、遠くのほうからは「えっ、私も見たかった!」なんて言われた日にはいったいどうしろと?(苦笑) あとで怒られてしまったとしてもしかたないにしても、個人的にはその言葉のほうが気に掛かる。俺の寝顔ってかわいいのかなぁ? うぅむ、大いなる疑問が浮上してきたぞ。

 そのあと本当は前述のとおりセンターに一度戻らなければならなかったんだ。ただそうすると今度は山元のバイトに間に合わなくなってしまう。しかたなく同行していた彼にことづてを頼むとともに、自分からもセンターに連絡…賃金は明日もらいに行くことにしてもらっちゃった。さらに言えば、山元のバイトが終わったときに再度連絡を入れて「今からもらいに行きます」って言ったのだけど、それはさすがに「今シャッターを閉めるところだから」って断られちゃったよ(あせ
 そう、そうやって「今からもらいに〜」なんて気が起きるほど今日の仕事は少なかったんだ。なんと、作業をしていたのはたったの4人! そして什器も全部合わせてようやくトラックの荷台の3分の2を占める程度のもの。もちろんもらえるお金も少なくって、ちょっと悲しかったなぁ。まぁそれでも、今週も目標の2万円を十分に達成できたからよしとしよう。

 夕飯は外で食べて帰ったのだけど、まさかそこを出たところで弟に見付かるとは思いもよらなかったよ。話をしながら一緒に帰って、そしてこれから寝るつもり。今度一回一緒に食事でもしてみようかな。もうそんなことをできるのもなかなかなくなってくるだろうからね。

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