小物に思い出を繋ぎ止めて

なんて言ってたかな、“幸せのウサギ”？
あれ、それとも“仲良しウサギ”だったかな。いや、それは違うか。
旅行のお土産だって言って、白と紫の2匹のウサギのうちの紫の方をもらったよ。
綺麗な紫色…色が濃いせいで最初は黒かと思ったけれど、
こうして光にかざすと綺麗な紫色がちゃんとその中に輝き出す。
それともうひとつ、ガラス玉のキーホルダーももらっちゃった♪
こっちは今、またも携帯のストラップとしてぶら下がることとなっている（笑
こういう一つ一つのものがね、とってもとっても嬉しい。
きっと選ぶときにいろんなことを考えながら
決めてもらえたんだろうなって想像できるからね。
その気持ちがね、何よりも嬉しい。

こうしてペアのものをお互い買ったり半分こしたりしたのは一体何度目だろう？
笑えるところだと夫婦こけし×2セットだな（笑
あとはトールペイントを施してもらった箱だとか腕時計だとか。
いつのまにか増えてきてたね、二人の部屋にそれぞれ飾られた思い出も。
あとは片方の部屋だけに置かれたものも。
あのひとの家にはまだお邪魔させてもらったことがないから
実際にどれだけのものが置かれているかは不明だけれど、
少なくとも以前あげた絵が飾られているのは知っている。
それに逆にこっちの部屋には、家族に見られることのない位置に
あのひとの写真を飾っていたりもする（笑

ときどきね、考えるんだ。
もしこの二人が…と言うよりこれから同居しようとするすべての恋人達は、
いったい二人の部屋をどんなふうに作るつもりなのかな、と。
片方しか写っていない写真なんて必要ないし、ペアのものもかぶっちゃうし。
それに、特に俺達の場合、CDや本はまぢでどうしましょとか（苦笑
床が抜けるほどではないにせよ、本棚にすべて収納するのは諦めるべきかもね。

話を戻そう。
今日は友達2人と会うって選択肢を捨て、浅草寺へと行って来た。
その選択はKさんに任せていたのだけど、結果的にはそれで正解だったのかな？
なんて言ったら今日合流するかもだった人達に怒られちゃうね（あせ
雨が降っていたけれど、そんなの関係ないよと言わんばかりに
賑わう雷門周辺の出見世。すぐ近くを人力車が颯爽と駆け抜けて行ったよ。
俺の感性が渋いのかもしれない。でも、こういうのっていいよなと思った。
このごろの日本人が忘れかけてしまってそうな雰囲気…
どこかから江戸っ子の威勢のいい掛け声が聞こえてきそうな、ね。

それにしてもとにかく外国人の数が多い！
おそらく“日本文化”に触れたくてここに集まっているのだろうけど、
だからってこんなに集まる必要があるんだろうか？
でも、ここがそれだけ魅力的に見えるんだろうね、きっと。
未知の国、ジャパン。外国からはたぶん今もそう思われてるんだろうな。

あとは先の未来のことを少し話したりしながら疲れた足を休めてた。
本気でもうすぐとなってしまった渡航の日付。
表立って抵抗できない要因で離されてしまうことがとても悔しい。
これからの日々がとてつもなく辛いものになるのは避けられないのかな…。
でも、途中で諦めたくはない。諦めたりなんてしない。
Kさんを他の誰にも渡したくない、俺こそがいつかそのすべてを奪い去りたい。
その気持ちを忘れず行くしかないんだ、と諭して聞かせたけども
実はその半分は自分に聞かせた言葉だったりしてね（苦笑
ふぅ〜、いっそのこと、今日からでも同棲したい気分だよ。

今日の読書は『T.R.Y.』　そろそろ革命への段取りが見えてきた?!
それと、新しく4冊を購入。その説明はそれぞれ読んだときに回そう。